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 果たして建設は止められるのか?  
 
 平成16年7月15日、美術館建設に疑問を持つグループから県議会に対し、建設見直しを求める請願が提出された。もとより市の100周年記念行事として民意の結晶とはいい難いプランと反対を表明していたので、自民党同僚の竹内英明議員とともに署名をした。
 
 建設予定地の観音崎は県立公園であり、走水緑地は自然公園内の日本庭園として県が整備していた地であり、そうした視点から県議会としても審議可能と判断したからである。もとより市の施策であり、66,000人に及ぶ反対署名が添付された反対請願が市議会で門前払いされた為に県議会に提出されたのであった。
 
 市で審議もされず、却下された理由は2つある。
@市議会では建設の為の設計議案を通したので責任がある。
A市長は美術館を建設を推進する立場から立候補し、9万票を獲得したので市民の理解は得ている。
以上が門前払いの根元とされている。
一般的にいえば正論ともとれるが@に対して財政状況の変化や社会情勢の変化を考慮すれば見直しを含め慎重にとり扱う必要がある。Aに対しては3年前の市長選はいわば信任投票のようなものであり、美術館は争点にもなっていなかった。よって建設が市民に認めたとは云い難い。
こうした経過を無視し、決まったことのように議論なく推進されることは市政運営上問題なしとは云えない。更に言及するならば議会が執行機関(市長)をチェックしないで誰がするのだろうか。何でもYESなら議会そのものが市民の理解を得ないであろう。60,000人を超える人々の意志を確認し、開かれた議論を期待したい。
◆暴挙に近い工事発注!
 県議会の開催が参院選の為、通常より1ヶ月遅れで開催された。反対請願は7/15受理。署名の手続きを経て送付されたのは7/16になった。委員会の審査を得て、本会議は7/30に決定されている。自民党の請願に対する賛成は決まっているので継続審査はぼ確定している。しかしここで横須賀市は7/16に工事を発注。8/18に入札。9月議会に工事議案を上程する手続きをとった。まさに県議会への請願は無視し、何の効力もないと市長は断言し、県議会との対決への道を選択した。更に記者会見で手続きは予定どおりと言断した。民意も土地の管理者である県の意向や考えを切り捨てたのは看過できない。現状では9月の市議会でもあっさり議案が通過する可能性の方が有力であり、10月には工事着工となるであろう。
◆来年6月は市長選!
 しかしここで問題が更に大きくなる可能性を指摘しておかねばならない。来年6月には市長選が実施される。もしこの市長選挙で「美術館反対」の市長が当選したらどうなるのか?何故そんなに工事を急ぐのだろう。市長選で「美術館賛成」の市長候補が当選するならそれも民意だろう。私見では「美術館」は100周年事業としてふさわしくないと考える私だがそこで出た結論は市民の意向であるなら容認しよう。しかし反対派の市長が誕生したら、市は工事の中止が出来るのか?損害賠償発生するのか?ドロドロの結末になりそうな予感がする。投じる工事費は40億円超!せめて市長選の結果によって判断するのが妥当であろう。何故そんなに急ぐのか?こうした疑念は深まるばかりである。



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